Civ5「都市の改善」チュートリアルの攻略ガイド
シヴィライゼーション5の第3チュートリアル、「都市の改善」の詳細攻略ガイド。
道路や海路を使って自分の都市を首都と結ぶと、収入が増えることが、シヴィライゼーション5の初心者でも知っているはず。労働者が道路を建設するほか、鉱山、農場などの様々なタイルの改善もできる。
どうやって労働者を使って、道路やタイルの改善を建設できるかを説明することが、この「都市の改善」チュートリアルの目的だ。ただし、ここでは第1と第2のチュートリアルと違って、マップをうろうろして新しい土地や自然遺産を発見したりすることはしない。代わりに、労働者の分担や都市生産の調整などの細かい作業が必要。退屈そうに見えるかもしれないけど、決してそうではない。
このシナリオの特徴と制限:
- 最初から都市が3つある。
- 労働者以外のユニットは生産できない。
- 港は作れない(海路ができないように)。
- 陶器は最初から獲得済み。
- 大陸部分は既に探索されている。
- 社会制度は使えない。
- 蛮族や他国はない。
では、ゲームメニューから「シングルプレイヤー」 ⇒ 「チュートリアル」 ⇒ 「都市の改善」を選択し、このチュートリアルはどんなものなのか見てみたい。
挨拶画面には、ローマ帝国のアウグストゥス・カエサルについての情報が表示される。このシナリオでは、文明と指導者の特殊(ローマの栄光)は無効にはなっていないが、使える時間が来るまでにゲームが終わってしまうので、無視して良い。
このシナリオでは、最初から創設されている都市が3つあり、各都市の側に労働者が1人ずつ待っている。このシナリオのゴールは、全ての都市を結ぶ道路を建設することと、必要な数の鉱山、農場、土地の改善を建設すること(画面の上部に書かれている)。
全体的な戦略はわかりやすいが、チャレンジのため、都市の生産、労働者の行動を合理的に調整しながら、このシナリオをできる限り少ないターン数で終わらせよう。
マップをちらっと見たら、改善しなければならないタイルが全て国内にあることがわかる。具体的に、農場を作れる空のタイルが6か所(必要以上に1か所多い)、鉱山を作れる丘陵タイルが4か所(一つは森林に覆われている)、資源(象牙、家畜、羊、綿)のタイルが4か所ある。メディオラヌムの近くにはもう一つの丘陵タイルがあるが、羊がいるので、鉱山は作れない。あと、合わせて10タイルに道路を建設しなければならない。
次はテクノロジーツリーを開いてみよう。
テクノロジーツリーを見たら、農場を建設する以外、労働者はまだ何もできないので、いくつかのテクノロジーを研究しなければならないことがわかる。今すぐできることは、労働者に今いるタイルにでも農場を建設させるしかない。
テクノロジーを研究する順番はどうしよう?ゲームを早く終わらせたいなら、労働者を休まずに働かせることが重要。まずは、最も時間がかかる改善(牧草地)、または数多く必要な改善(鉱山)ができるようにするテクノロジーを先に研究した方がいい。
一方、数多く必要な道路を建設できるように、「車輪」を早めに研究した方がいいように思われるが、「車輪」まで進むにはまったく役に立たない「弓術」も研究しなければならないので、合理的ではない。それどころか、道路の建設時間が短いので、「車輪」を一番最後に研究して、その時までに大量に生産されたはず労働者を使って一気に全ての道路を作っちゃおう。
できる限り多くの労働者を生産することが、このチュートリアルの戦略の重要なところ。まずは、全ての都市の生産を「労働者」にして、市民が働くタイルを設定しながら、都市の成長速度と生産力を最適化する。
ローマ。牛がいるタイルのおかげで、都市の成長が早い。5ターン後、新しい市民が生まれるまでに、ここで何も変えなくていい。
メディオラヌム。唯一の市民が綿のタイルで働いていて、お金を稼いでいる。このチュートリアルではお金を使う必要はないので、都市の生産を生産重視に切り替える。そうすると、市民が羊のタイルに移り、生産量が大分よくなる。
アンティウム。メディオラヌムと同様に、近くに農場ができるまで、都市の生産を生産重視に設定する。
何も起きていない。全ての労働者があと4ターン農場を建設し続ける。
ローマの人口が増えた。新しい市民が、まったく役に立たない近くの空のタイルで働き始める。都市の生産を生産重視に切り替えると、市民が丘陵タイルに移る。
「採鉱」の研究が終わったので、これから鉱山を建設できる。次は、牧草地の建設を可能とする「畜産」の研究を始める。
その間、全て(3人)の労働者が農場の建設を終えて、指示を待っている。このシナリオの条件ではあと2つの農場を建設しなければならないが、全ての労働者を最寄りの丘陵タイルに移動させ、鉱山を建設させることにした。そうすると、都市の生産力が上がり、新しい労働者がより早く生産されるようになる。農場は後回しにしてもいい。
各都市には新しい農場が建設されたので、都市の生産重視を解除する。そうすると、無理矢理に丘陵タイルで働かせた市民が新しくできた農場タイルに自動的に移る。
ローマの労働者は鉱山を建設し始める。メディオラヌムの労働者は、丘陵に生えている森林を伐採してから鉱山を建設する。時間がかかるが、伐採によって、都市にとっては追加生産量となる。
アンティウムの労働者は、丘陵タイルに行く途中、川を渡らなければならなかったので、他の労働者より1ターン遅れて鉱山を建設し始める。
メディオラヌムに生まれた新しい市民が役に立たない綿のタイルで働き始めた。前と同じ、都市の生産を生産重視に切り替える。
「畜産」テクノロジーが研究されたので、牧草地を建設できるようになった。次は、大規模農場の建設を可能とする「暦」テクノロジーを研究する。
アンティウムに生まれた新しい市民が、川の近くにある役に立たない空のタイルで働き始めた。また都市の生産を生産重視に切り替える。
ローマの人口は3まで成長した。このシナリオにとっては、こんな人口は充分大きいので、都市の成長についてはもう気にしなくていい。都市の生産に集中しよう。
ローマの近くの鉱山が建設されたので、生産力がかなり良くなった。鉱山を建設した労働者は隣のタイルで農場を建設し始める。
アンティウムにも鉱山が建設済み。労働者が、もう一つ、このシナリオの最後の鉱山を建設しに、隣の丘陵タイルに移動する。
ローマでは新しい労働者が生産された。ローマの生産力が大分大きいので、ゲームが終わるまでにもう1人の労働者が生産されるかもしれない。
ところで、通常のゲームでは、こんなにたくさんの労働者を一気に生産することがあんまり良くない。「労働者が多すぎるよ」と経済担当相にも言われている。しかも、数ターン後に、更に3人生産される!
ロームで生産された新しい労働者が近くの牛のタイルで大規模農場を建設し始める。アンティウムの労働者は新しい鉱山の建設に着手した。
「暦」が研究済み。道路以外はもう何でも作れるようになった。これからの研究は、「弓術」を通じて「車輪」へ進む。
もともと森林に覆われていた丘陵タイルで鉱山ができた。労働者が羊の牧草地を建設しに、隣接タイルへ移る。
メディオラヌムでできた新し労働者は、都市の側にある綿の大規模農場を建設するように命令を出そう。ゲームが終わるまでにあと少しで、たぶん、もう何も作れないので、都市の生産についてはもう気にしなくていい。
「弓術」が研究済み。このシナリオでは役に立たないが、「車輪」への道にとって必要なテクノロジーだ。
ロームでは4つ目の農場が建設された。労働者が馬の牧草地を建設しに、南へ移動する。
アンティウムではこのシナリオの最後の鉱山ができた。労働者が川を渡って農場の建設場所へ向かう。この農場もこのシナリオの最後の農場となる。
ロームの労働者が牛の牧草地の建設を終えた。次は・・・ちょっと待って。道路以外の改善は既に建設済みか建設中。道路の建設を可能とする「車輪」テクノロジーまではあと2ターン残っているので、近くの大理石の丘陵タイルへ行かせて、道路を作れるようになるまで待たせよう。
メディオラヌムで綿の大規模農場を建設した労働者が森林の丘陵タイルへ向かう。「車輪」テクノロジーを取得したら、そこから道路建設を始める。
「車輪」の研究はまだ終わっていないので、ロームの近くの大理石タイルにいる労働者はすることない。ところで、労働者がターンをパスせざるを得ない状態が、このシナリオではこの1回だけだった。
「車輪」テクノロジーが研究済み!ゲームがファイナルステージに入る。ロームとメディオラヌムの間の暇な労働者2人はもう道路建設に着手できる。
その内、アンティウムでは新しい労働者ができた。川の向こうの隣接タイルへロームへの道路を建設しに行かせよう。ゲームが終わるまであと少しなので、都市の生産については忘れていい。
メディオラヌムの近くで羊の牧草地が建設された。労働者が東へ進み、次のターンからロームへの道路を建設し始める。
ロームで生産されたこのシナリオの最後の労働者が首都の南で道路を建設し始める。ロームの生産についても忘れていい。
ロームでは馬の牧草地が建設された。このシナリオの最後の改善だった。労働者がこのタイルで道路を建設し始める。
アンティウムでは最後の農場が建設された。労働者が道路を建設しに、隣のタイルへ移動する。
道路がほとんどできているので、ロームとアンティウムの間の労働者2人を休ませて良い。
もう1人の労働者が道路建設を終えた。そして、残りは2タイルだけだ。
ロームと他の都市を結ぶ道路の建設が全て終わった。ゲームオーバー。