「都市の建設」チュートリアルとは、シヴィライゼーション5の基本的な動作(都市の創設、ユニットの生産、マップの探索)を習うための初心者向けの訓練所としての役割を果たす小さなシナリオである。第1チュートリアル「移動と探検」とほとんど同じぐらい簡単なものだが、今回は、古代遺跡の代わりに自然遺産を探し、そのためのユニットも自分で作らなければならない。

第1チュートリアルと同様に、ゲームルールが大きく制限され、担当相のレベルが最大級に設定されている。

このシナリオの特性と制限は以下の通り。

では、ゲームメニューから「シングルプレイヤー」 ⇒ 「チュートリアル」 ⇒ 「都市の建設」を選択し、このチュートリアルはどんなものなのか見てみたい。

チュートリアル2のメニュー

挨拶画面には、エジプトのファラオ、ラムセス2世についての情報が表示される。第1チュートリアルと同じように、このシナリオでは、文明と指導者はどれでもいいので、特殊についての情報は読まなくていい。

最初は海岸付近で流れる川の側に開拓者と戦士が1ユニットずついる。なお、このシナリオのゴールについては、「3箇所の都市を建設しろ」、そして「3箇所の自然遺産を発見しろ」と画面の上部に書かれている。

初期位置

いつもの通り、都市とユニットをもっとも合理的に使いながら、このシナリオをできるかぎり早く終わらせてみよう。シヴィライゼーションの経験者にとっては、ある種のチャレンジになるため。ただ、記録より楽しみの方がゴールだと忘れずに!

もちろん、プレイヤーはこのシナリオの地図をまだ見ていないのは前提。

今回はもう少し手の込んだ全体的な戦略を使う。その一つの考えは、蛮族がどこにもいないため、開拓者は偵察ユニットとして安全に使えることである。

ターン0  紀元前4000年
テーベが創設された (1/3)

開拓者を利用して、その場所のままで最初の都市「テーベ」を建設する。(ところで、普通だったら、私は首都にとっては別のタイルにしただろうけれど)。首都は既に人口2であることに注目(このシナリオの特性の一つ)。したがって、最初から開拓者を作れるようになっている。すばらしい!

都市で作れる選択肢は、開拓者と斥候、たった二つしかない。また、都市画面を開くと、意外なことに、開拓者は斥候より早く作れることがわかる(普段は逆だ)。低コストの開拓者もこのシナリオの特性である。

開拓者ばかりを作って、彼らにマップを探索させ、そして最終的にこの開拓者を使って必要な数の都市を建設すれば、簡単にゴールに達するように見えるので、このやりかたで進みたくなる。しかし、起伏に富んだ地形を、平原と同じような速さで移動できる斥候を使うと、移動の速さで稼ぐ時間は、この斥候を作ったときの時間ロスより多いのは確かだ。

まずは、一つの斥候を作って、遠い地方を探索するように行かせよう。そうすれば、開拓者の生産に移っても良さそうになる。

都市画面
テーベに生産重視

開拓者を作るときは、都市の成長がストップされる(都市の食料産出量は増加しない)ため、普段のゲームでは、都市を少しでも成長させてから開拓者を作ることがよくすすめられている。しかし、このシナリオでは、斥候を一つと開拓者を二つか三つ作れば、全域のマップを探索しきれるはず。ここでは、都市が斥候を作るときにしか成長しないという理由で、今回は都市を成長させるのは無理、そして時間の無駄なので、それを無視して、テーベの生産を生産重視に切り替える。そうすると、斥候は5ターンで、開拓者はたったの3ターンで作れるようになる!

戦士は東領域を探索する

開拓者は都市を建設したことで消えて、残っているのは1ユニット、戦士だけである。首都の東側に位置するから、この大陸の東部分を探索してもらおう。

ターン1  紀元前3960年

戦士は東へ進む。

ターン2  紀元前3920年

戦士はさらに東へ進む。

ターン3  紀元前3880年

戦士はまだ東へ進むが、南の方へ連なる広い土地が見えてきた。海岸線に従って、次のターンから南へ曲がる。

戦士は新しい土地を発見した
ターン4  紀元前3840年

戦士は南へ進む。

ターン5  紀元前3800年
斥候は西領域を探索する
新しい斥候ができた

テーベでは斥候が生産された。大陸の西部分を探索するように西へ行かせ、都市の生産を開拓者に切り替える。

新しい斥候
自然遺産(1/3)

その間、戦士が一つ目の自然遺産(バリンジャー・クレーター)を発見した。その南に何か残っていないかを確かめるために、さらに南へしばらく移動し続ける。

バリンジャー・クレーターが発見された
ターン6  紀元前3760年
斥候は大陸の西部を回っていく

斥候の途中で山が現れた。南側も北側も行けそうだが、足の速いユニットである斥候だから、南側から入って、海岸付近の土地を探索しながらこの大陸を大きく回っていくことにしよう。北側の方は、大陸の中心部があるはずの場所へ導く比較的に短いルートになりそうなので、もう少しでできる開拓者に任せよう。

斥候は海岸に沿って行く
ターン7  紀元前3720年

戦士は東の土地、斥候は西の土地を探索し続けている。

ここで注目してほしいことが一つある。実は、ほとんどのシヴィライゼーションゲームでは、このシナリオも含めて、きちんとした移動方法をよく使う。きちんとした移動というのは、1回で1タイルを移動しながら、周りを見て、不明な土地を残さず、毎回移動する方向を決めることである(第1チュートリアルには詳しい例もいくつかある)。この方法でユニットを動かせば、移動ポイントの節約にもなり、難易度の高いレベルでは不可欠だと言っても過言ではない。

ターン8  紀元前3680年
開拓者は北の土地を探索する。
新しい開拓者

テーベは開拓者を完成させた。最初に決めた戦略を思い出し、新しい都市を建設する前に、開拓者をしばらくの間偵察ユニットとして使おう。まずは、この大陸の中心が位置するはずの北の方へ行かせる。

テーベは開拓者を完成させた
ターン9  紀元前3640年
自然遺産(2/3)

斥候は二つもの自然遺産(グランド・メサ)を発見した。あと一つだけどこかに残っている。

グランド・メサが発見された

戦士はやっと長い半島の岬までたどり着き、気軽に北へ戻ってもよくなった。途中で東海岸付近にまだ残っている未知の土地の探索もする。

戦士は戻っている
ターン10  紀元前3600年

斥候は最も西にある土地に近づいたようである。その向こう側はまだ霧がかかっていてよく見えないが、そこはもう海のタイルだと、海岸線の形から判断した。ここで行く方向を変える。

グランド・メサを回っていく斥候

斥候は南東へ移動して、大きな領域が一気に現れた。首都の北に位置する丘に登った開拓者もそうだった。いいね!

北にいる斥候と開拓者

各ユニットの位置を見ればわかるが、開拓者はこのまま北へ進めば、斥候が探索する土地がなくなるので、未知の土地の探索をよりうまく分担させた方が効果的だ。具体的には、斥候は北の地方の責任者になり、開拓者は東の地方を探索するように向かっていく。

ターン11  紀元前3560年

斥候、開拓者、戦士は、各自がそれぞれの土地を探索している。

新しい開拓者

その間、二つ目の開拓者がテーベで生産された。斥候を探索で手伝うために、開拓者を北の方向へ行かせよう。北の地方は意外に広いかもしれない。

この時点では活動しているユニットがもう随分できているので、テーベの生産は好きなものに切り替えても良い。

ユニットはみんな忙しい
ターン12  紀元前3520年
自然遺産(3/3)

最初の開拓者は思いがけなく最後の自然遺産(クラカタウ)を発見した。残っていることは、既に作ってある開拓者で二つの都市を創設することだけだ!次のターンではできる。

クラカタウが発見された
ターン13  紀元前3480年
二つの都市が創設された(3/3)

残りの二つの都市を創設し、このチュートリアルのゴールに達した。

終了寸前